名誉職とは

先日、安倍晋三首相が辞任することを発表した。7年にもわたる長期政権であった。政治の知識はないため、一概に良い悪いを決めることはできないが、ひとまずお疲れ様でしたと伝えたい。

内閣総理大臣は、日本の内閣、行政のトップであり、外交の最前線に位置するまさに日本の顔であり、日本で最も忙しい職業だ。首相がどうしようもなければ、日本は沈む。

2020年は、未曾有の感染症が世界的に大流行し、首相はその感染拡大と経済活動の両立に奮闘していた。140日連続休暇なしで日本のために働いた。家に帰っても、仕事は山積みだろうし、寝た気がしないほどのストレスがあったことは容易に想像できる。

これほど多忙な職業であるのに、給料は非常に少ない。給料以外に様々な待遇を受けられるが、朝からゴルフをする企業の役員よりもらっていないのである。

まさに名誉職だ。低い年収で激務をこなす大変さよりも、日本国のトップとして、後世に名が残り続ける名誉の方が大きいのである。僕も名誉職(お金は発生していないので職とは言えない)についてことがある。生徒会長だ。

生徒会長は、会議や、集会の挨拶や決定をする学校で一番多忙な仕事だ。確かに忙しかったし、大変だったが、学校で最も偉く、優秀な生徒であるという誇りには勝らなかった。学校にいくのが楽しかったし、常に自信があった。

名誉とはお金に帰ることができない価値がある。その地位にならないとわからない優越感やっ満足感が存在する。首相ともなれば、最高級だ。

持病のための辞任であるそうだが、お体には十分気をつけてほしい。まずはゆっくりやすんでほしい。次の首相は誰になるだろうか。長期安倍政権が築き上げた壁はあまりにも大きい。コロナ、オリンピックもあるため大変だろう。日本の真価が問われる。頑張れよ。

これを機に政治について学ぼうかな。まずは安倍晋三が歩んだ7年間からまとめよ。