一生懸命にやることがダサいと言う風潮

14:33。今日も書いていく。

 

「スマートにやるのがかっこいいんだよ。」

 

そう言われたことがあるし、一理あると思う。だが、いつまでも一滴の汗もかかず、達成した後も冷静な顔をしているだけでいいのか。最小の努力で最大の成果を得られることが全てなのか。

 

僕は違うと思う。古典的な日本人の考え方なのかもしれないが、結果と同じくらい、過程も大事にしたい。汗をかき、泥だらけになりながら作業する。そして、最後に涙を流す。僕はこっちの生き方もいいと思う。

 

昨日はバイトの補修トレーニングだった。参加者は4人。本来ならバイトが休みだが、技術が足りない人は自由に来ていいとのことだった。授業後すぐに電車に飛びのり、バイトに向かった。僕は、自信のあるパートが一つもなく焦っていた。もっとたくさんの人がきていると思ったが、4人と店長だけだった。僕は行ってよかったと思う。おかげで来ていた4人とも仲良くなって食事もしたし、目標にしていたパートができるようになった。バイトごときにそんな一生懸命になるなよと釘をさす人もいるかもしれないが、いいではないか。この日の汗は他で代用できないし、かっこいいと思っている。何事にも、一生懸命になることは素晴らしいことだ。ジャンルはなんでもいいと思う。僕は、今はバイトに力を入れている。

 

僕が最後に一生懸命になったのはいつだろう。高校三年の最後の総体だ。陸上部に所属していた僕は、関東大会出場を目標に必死に頑張っていた。努力が実を結び、予想以上の結果を残すことができた。あの頑張った思い出は一生の宝物だ。本当に楽しかった。一生懸命になることがどれだけ素晴らしいものであるかを肌で体験しているからこそ、またその体験を味わいたい。

 

こんなこと書いているうちに、やる気がみなぎってきた。腕トレーニングやろ!